- 2022年12月26日
地球温暖化のせいか年々暑くなってきて、エアコンを使わなくても生活できた僕の子供の頃(約40年前)とは大違いで、どの家にもエアコンが設置されていますし、子供の通う小学校の教室にもついています。
学校や会社では健康管理の面や生産性向上などの面からある一定の条件(気温や室温)になるとエアコンの電源を入れますが、個人で仕事をしていると燃料価格の高騰により電気代もどんどん高くなって、エアコンの電源を入れるのを躊躇してしまいます。
しかし、事務机の上には熱中症計を置いて、ヤバイッ!と思うタイミングにはエアコンをオンするようにはしていますが、エアコンをオンするまでの間はショップジャパンのここひえR3(2021)を使っていて、小さいのでパソコンデスクの上でも邪魔になりません。
今年(2022)も新モデルのここひえR4が発売され、一年前のここひえR3(2021)よりもさらに良くなりました。
と、言う事で当ブログ『ノリモブ』の夏恒例、ショップジャパンのここひえの記事になります。
ここひえ2022モデルR4(ショップジャパン)
ショップジャパンのここひえR4。2022年の今年も新しいモデルが発売されました。だいぶ性能がアップしたとの事で期待大です。
ここひえ R4 | |
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セット内容 | 本体(USBケーブル付き)×1、防カビ抗菌フィルター×1、ここひえ専用USB電源アダプター×1、取扱説明書×1 |
サイズ | [本体] 約 幅190mm×高さ201mm×奥行175mm [USBケーブル] 約 長さ1.5m |
重量 | [本体(フィルター・USBケーブルを含む)] 約 1.5kg |
材質 | [本体] ABS樹脂 等 |
仕様 | [消費電力【風量4(強)】] 首振り運転時 : 6W 首振り運転なし : 4W [風量切替] 4段階(1、2、3、4(強)) [USB電源アダプター] AC100~240V(50/60Hz 0.3A) [タンク容量] 600ml [電源オフタイマー] 1、2、4(時間) [首振り角度] 2段階(約 30度、70度) |
保証期間 | 1年 |
生産国 | 中国製 |
ここひえR4本体と電源アダプターと取扱説明書の3点が同梱されています。防カビ抗菌フィルターは本体の中にセットされています。
外観は、昨年モデルのここひえR3と比べて全体的に一回り大きくなり、吹出口、給水タンク、フィルター位置、天板の操作スイッチなどの変更があり、大きくリニューアルされた感じがします。
ここひえ2022年モデルR4の特徴
ショップジャパン公式サイトに記載された特徴を記載してみます。
従来品と比べ、最大風量で音の大きさが約40%ダウン
図書館レベルの静かさで就寝中も快適
ショップジャパン(公式)サイト
さらにおやすみモードの風量1では運転音が気になりづらく、就寝中にも大活躍。
切タイマー付きで朝まで安心。
前モデルのここひえR3もそこそこ静かでしたが、最大風量で使う時の約40%ダウンはとても静かです。
軽量・コンパクトで家中どこでもすぐヒンヤリ!
卓上サイズだから、家の中でも持ち運びラクラク!モバイルバッテリーでも使用できるから、どこでも設置ができて、様々な部屋はもちろん、屋外での使用も可能です。
ショップジャパン(公式)サイト
電気代約96%OFF
自分の周りだけを
ショップジャパン(公式)サイト
ピンポイントで冷やせるから
エアコンよりも電気代が断然オトク!
防カビ抗菌フィルダーで清潔
ここひえオリジナル「防カビ抗菌フィルター」は、当社従来のフィルターと比較してカビの繁殖を抑制。菌の繁殖も抑え、クリーンな風で安心です。
ショップジャパン(公式)サイト
首振り機能が進化
シリーズ初の2段階の首振り機能で、使うシーンに合わせてより広い範囲でヒンヤリ。4段階の風量切替機能付で涼しさ調整が自由自在。
ショップジャパン(公式)サイト
うるおい冷風で乾燥を和らげる!
エアコンは冷えすぎる・・・
ショップジャパン(公式)サイト
「ここひえ」は水分を含んだしっとり冷風。空気が乾かず快適です。
ここひえ2022(R4)のレビュー
早速使ってみます。
同梱の取扱説明書の裏にある【かんたんスタートガイド】に沿って操作していきます。基本的な使い方は変更はありませんので簡単です。
電源アダプターを取り付けます。ここひえ本体側と電源アダプター側のケーブルのコネクタのマークが同じマーク(USB)側同士を合わせて繋ぎます。
今回は付属の電源アダプターを使いますがモバイルバッテリーを使えば、屋外などAC電源が無い場所でも使えます。
給水タンクに水を入れます。R3,R2は本体の中に入る給水タンクでしたが、R4からはタンク自身が外側に取り付ける形状のタイプになります。
給水タンクの量はR3と比べてみたら、入る量は同じでした。タンクの厚みが薄くなった分、給水は2021のここひえR3と比べてちょっと気を遣う必要があるかもしれません。
給水タンクを本体に戻すのは、レール(ガイド?)に沿わせて取り付けるタイプで少しクセがある感じで、以前の箱の中に収めるタイプのタンクの方が戻しやすい感じです。
電源ボタンを押して電源を入れると風量1で風が出ます。電源ボタンを繰り返し押す事で、【1】⇒【2】⇒【3】⇒【4】になり再度押す事で⇒【1】に戻ります。
R3までのモデルは、ルーバー全面から風が出てくるタイプでしたが、R4は旧モデルと比較すると約6分の1程度の左上側の開口部分から出てきます。
吹出口の面積が小さくなった分、出てくる風のスピードと風量が増えた感じ。今までより少し遠くに置いても風が届くのを感じます。
【電源ボタン】の隣にある【首振り】ボタンを一回押しで標準の首振りを開始し、もう一度押すと首振り角度が広くなります。ボタンを押した時に表示LEDが標準で一回、広いで二回点滅しますが、標準と広いとで点滅後の表示の違いは無いようです。
操作パネル一番右のタイマーボタンは、オフタイマーのセットで一回押しで1時間後OFF、2回押しで2時間後にOFF,3回押しで4時間後にOFF、もう一度押すとタイマーは解除されます。
フィルターのメンテナンスは従来品と同じく必要で、R3までのモデルは全面の吹き出し口のルーバーを外してフィルターを取外しましたが、R4は側面に給気口が配置されそのメッシュフィルターを兼ねたカバーを外し、フィルターと取り外します。
このフィルターは、2020年に発売されたR2から同じ仕様で防カビ抗菌タイプです。このフィルターは消耗品で購入時に送料がかかりますので、まとめて数個買ったりした方で以前のモデルを使っていた時に購入してあったフィルターが使えるのは安心します。
エアコンとここひえの併用
エアコンを少し弱めに掛けながら、ここひえR4を使ってみます。
エアコンの設定温度を28℃にしても、断熱の効かない建物では室温計は30.6℃を示しました。
ここひえR4の電源を入れて体に直接当たる様にすると、とても涼しく感じます。
ここひえから出る風に温度計を当ててみると26.6℃(テストしてる最中にどんどん下がります。)
エアコンで冷房をすると同時に除湿され、乾燥を感じる人も多いと思いますが、そんな方にも使っていただけます。
ここひえの裏技を体験
旧モデルの時から取扱説明書に掲載されている裏技「フィルターを凍らせて使用すれば、より涼しい風がでます」と言うのがあります。ここひえR2とR3の時も使っていたのでここひえR4でも試してみます。
水で濡らした防カビ抗菌フィルターをビニール袋に入れて、冷凍庫で凍らせます。
目安としては8時間。霜がいっぱいついて緑色のフィルターはカチコチに凍っています。
通常通りにセットします。カバーを取り付けて電源オン。
ある晴れた夏の昼下がり。ここひえR4の上に置いた温度計は33.1℃で室温を示しています。
ここひえの風が当たる前部においた温度計は29.5℃と3.6℃低い空気が出ています。
この冷たい風も今回は5~15分程度しか継続しませんでしたが、以前ここひえR2でテストした場合はもう少し継続して冷たい風がでました。周辺気温などによっても違うと思いますが、凍ったフィルターを通ってくる冷たい風を是非一度体験して見て下さい。
あわせて読みたい記事⇒【ここひえR2継続使用レビュー】裏ワザ1を試してみました
ここひえR4とR3との違い
2022モデルR4 | 2021モデルR3 | |||
風速(吹き出し口) | 6.8m/秒 | 2.9m/秒 | ||
騒音値(風量1) | 39.1db | 42.3db | ||
連続使用時間 | 最大11時間 | 最大9時間 | ||
消費電力(首振りなし運転時) | 4w | 6w | ||
電気代/1時間 | 0.11円 | 0.16円 | ||
首振り | 〇(2段階狭/広) | 〇(1段階) | ||
ショップジャパン公式サイトからと、実際に試してみた2つの視点からR4とR3の両モデルの違いについて比較してみます。
風速(吹き出し口)
左側のR3はルーバー全面が吹出口でしたが、右がR4は前面の6分の1程の大きさで小さくなりましたが、カタログ上では2.9m/秒から6.8m/秒と風速が上がり、体感で遠くまで風が届くようになりました。
R3モデルはルーバーが上下半分ずつ分けて動かすことができましたが、R4は上部半分だけに可変できるルーバーになっています。
騒音値(風量1)
騒音計などで測定した方がいいのかもしれませんが、体感的にも確実に静かになっています。
ファンの仕様と配置される位置がR3からR4で大きな違いがありました。
R3(左側)は、フィルターを挟んで吹出口の反対側にプロペラファンが設置されていました。外部に面していましたが、R4(右側)は吹出口に直交に配置されたシロッコファンタイプになり開口された外部には面していない形状になったのが大きいと思います。
消費電力・電気代
一般的なプロペラファンとシロッコファンの違いを書いておきます。
プロペラファン(R3搭載) | シロッコファン(R4搭載) | |
形状 | ||
特徴 | 風量が大きい 構造がシンプル 低価格 | 音が静か 省電力 |
プロペラファンからシロッコタイプのファンに変更された為、電気代も小さくなっています。
首振り
左のR3の首振りは、1つの角度のみですが、R4は【標準】に加え【広い】の首振り角度が2種類選択せきるようになりました。
標準では、約27度くらいの首振りをし
【広い】を選択すると、約70度の首振りをします。
僕のメインの使い方は事務作業の時にパソコンの横に置く事が多いので、ほとんど首振り機能は使っていないので特に気になる事では無い感じです。
ここひえR3と比べたデメリット
2021年モデルのR3と比べたデメリットは
- サイズが大きい
サイズが大きくなったのと、給気口が背面から向かって右側面になったので買い替えの人で、今まで使えていた場所で使えなくなる人もいるんじゃないか?なんて思ったりもします。
ここひえR3と比べたメリット
一定の条件下になりますが、
- R3と比べて約33%省電力になった=電気代
- R3と比べて3.2dB静かになった
- R3と比べて連続使用時間が2時間伸びた
- R3と比べて風速が上がり、風が遠くまで届くようになった。
ここひえ2022(R4)購入がおすすめの人
実際に試してみて感じたここひえR4(2022)がおすすめの人は『スポットで涼しさが欲しい人』です。
年々暑くなる夏でエアコンを使って室温を下げるのが大事ですが、お料理や家事などエアコンから離れた場所で作業する事も多いと思います。
暑い日にエアコンの補助にここひえをつかったり、ちょっとした屋外作業の休憩に日陰でここひえの風に当たる使い方がいいんじゃないなかと思いました。
電気代を気にされる人にも、もちろんピッタリです。
ここひえが向いていない使用環境・人
ここひえは、エアコンでは無くて冷風扇のジャンルになります。
水を帯びたフィルターを通った気化熱によって温度が下がった風で涼しくなります。
- 締め切った室内や車内での使用は場合によって湿度が上がりすぎて不快さを増す恐れがあります。
- 部屋全体を冷やしたい人(体全体を冷やしたい人)
- 風が当たるのが苦手な人
上記の方や環境では、エアコンで部屋全体を冷やすのがおすすめです。
ここひえのフィルターは共通
ここひえの冷えた風を出すための要となる防カビ抗菌フィルターの交換の目安は1シーズンです。使用頻度にもよると思いますが、2シーズン使えちゃう事もありますが水に浸しっぱなしで匂うようになってしまわないように、時折本体から外して乾燥させたりしています。
防カビ抗菌フィルターは2020年モデルのR2から共通となっておりますので、旧モデルの時に予備で購入してあった場合でも使う事が可能です。
上記した防カビ抗菌フィルターを凍らせる裏技を使う時、気温が高い日ですと凍ったフィルターが短時間で温まってしまいますので、2つを交替で使い方法もありかと思います。
ここひえ2022モデルR4のレビューまとめ
今回は『ここひえ 2020(R4)レビュー!R3との違いは?実際に使って効果を体験!』について書いてみました。
冷房の無い小学校の体育館での子供の習い事や外遊びなど冷房の無いなどに持って行くのがオススメですが、工夫次第で色々な使い方ができると思います。
今日も事務所で大活躍しています!
この記事は私が書いたよ!
NORI
当ブログ『ノリモブ』管理人のNORIです。 日常の生活の中で気になったモノから、パソコンやCBDなどについて記事を書いています。 執筆依頼やお問合せなどございましたら、<a href="https://www.norino-kininaru-mono.com/contact/">こちら</a>からお気軽にご連絡ください。 <a href="https://www.norino-kininaru-mono.com/profile/">詳しいプロフィール</a>