職業柄、パソコンで図面を描くことが多いので、マウスやトラックボールにお金を掛けることが多く、現在はマウスはトラックボールに切換えて、手や関節が痛くなったり肩こりがひどくなったりする事が減りましたが、キーボードを打つことも思っている以上に多いです。
確認申請書や見積書の作成だけでなく、個人事業者なので会社のホームページを作ったり、個人的にブログを書いていますが、やっぱり『快適性・効率』が大事。
人間工学を考えたエルゴノミクスのキーボードは、数社から出ていて、マイクロソフトマウスやケンジントンあたりが有名どころですが、ロジクールからブランド初のエルゴノミックキーボード『ERGO K860スプリットキーボード』が登場しました。
付属のキーボード以外は使った事ありませんが、僕の中ではロジクールのERGO M575ワイヤレストラックボールの使いやすさと体への負担が軽い事を体験していて、同じロジクール製としてERGO K860スプリットキーボードは安定の使いやすさ。
今回は『ロジクール ERGO K860スプリットキーボード レビュー 見た目は不思議だけど慣れると体に楽なエルゴノミックキーボード』について書いてみます。
本記事はメーカー様より商品を提供していただいて作成しました。
目次
ERGO K860スプリットキーボード
ロジクールブランド初のエルゴノミックキーボードです。
製品名 | Logicool® Ergo K860 Wireless Split Keyboard |
本体サイズ キーボード (幅×奥行×高さ) | 456mm×233mm×48mm |
本体重量 キーボード | 1,160g(電池含む) |
レシーバーサイズ (幅×奥行×高さ) | 14.4mm×18.7mm×6.1mm |
レシーバー重量 | 2g |
カラーグラファイト | グラファイト |
キーレイアウト | 115キー日本語レイアウト |
キー構造/デザイン | パンタグラフ |
キーピッチ/キーストローク | 18mm/1.8mm |
角度調整 | 有(-4°、-7°) |
その他の機能 | Easy-Switch™ボタン(接続された3台の対応デバイスを簡単に切り替え) |
使用電池/電池寿命 | 単四形乾電池×2本/最大2年間 |
無線方式 | 2.4GHzロジクールUnifying™、Bluetooth® Low Energy |
接続I/F | USB-A、Bluetooth® 5.0 |
付属品 | 製品本体、USBレシーバー、単四形乾電池×2本、保証規定、保証書 |
製品特長
ロジクール公式サイトに記載されているERGO K860の製品特長を確認してみます。
ロジクールブランド初・エルゴノミックキーボード
エルゴノミックとは、人間工学と言う意味のエルゴノミクスに基づくと言う意味の英語です。
建築の仕事をしていると、椅子やテーブルなどの高さや使い勝手など人間工学的に考えられた製品がありますが、ERGO K860はロジクールブランドとして初めてのエルゴノミックキーボードです。
上から見るとハの字のキー配列と手前側の大きなパームレストや正面や側面から見ると何だかグニャリと曲がった形状ですが、人間工学を考えて作られ、手首と前腕の筋緊張の軽減やパームレストの無いキーボードと比較すると手首のサポートを54%向上があっるそうです。
Windows/Mac両対応・最大3台のデバイスに同時接続
BluetoothとUnifying USBレシーバーの2つ方法で接続できますが、使えるOSは
- Windows® 10,11 以降
- macOS 10.15 以降
- Chrome OS™
- Linux®
で、使い方によって詳細に設定ができるアプリLogicool OptionsにはWindowsとmac に対応しています。
また、最大3台の接続したデバイスの切り替えが簡単にボタンで切り替えられます。
ノートパソコンのような滑らかなタイピング
キートップが指先の形状に合うようにくぼみが付いていたり、タイピング音も小さく、押し心地など滑らかにタイピングできるようになっています。
快適性を高めるパームレストとパームリフト
一体型パームレストは形状記憶素材に高反発素材を重ね、表面を耐久性に優れたファブリックでコーティングした3層構造になっていて、手首をしっかり支えます。
最大2年間のバッテリー寿命
Bluetooth®とUSBレシーバーによるワイヤレス接続に対応しており、単四形乾電池2本で最大24カ月使用できます。
環境に配慮したパッケージ
パッケージは森林保全に貢献するFSC®認定を受けており、適切に管理された森林からの材料地裁来る材料およびその他の規制された材料に由来します。
ERGO K860スプリットキーボードのレビュー
接続方法は2つ。Bluetoothによる方法と、Unifying USBレシーバーによる方法の2つがあります。
Bluetoothでの接続は、アクセサリーと一緒ですので特別難しくありませんが、使っているロジクールのトラックボールM575SをUmifyimg USBレシーバーで接続してありますので、Unifying ソフトウェアの手順通りに進めていきますが、本体の電源スイッチを入り切りするだけで設定できてしまう簡単さです。
事務所で、文章を書くのに使ってみます(この記事もK860でタイピングしています)
通常のキーボードから変えて使い始めると大きな違和感。腕の置き方がハの字なのは体に楽ですが、打ちにくい。特に、僕のタイピングは教わった事が無く40年近く前の中学時代に買ったNEWFM-7を使い始めた時の癖がついていて『B』のキーが左手担当なのに右手で打っていたので、とにかく『ば行』を打つのに苦労しました。
キータッチは腰もある感じですが、ストロークは1.8mmと一般的なキーボードとノートパソコンに中間に近い感じ。僕はノートパソコンの1.2mm程度の物と比べるとあまり気にはならないですが、ストロークが大きなキーボードに慣れている方には浅すぎると感じるかもしれません。
タイピング音は気にしなくても良いくらいの大きさで、テレワークなどご家族と一緒の部屋で作業をしていてもテレビや会話の邪魔にならないくらい静かです。
最初は戸惑っていたものの慣れてくると、肩や手首など体が楽になった気がします。
だいぶ前に購入したパームレストを使っていましたが、ERGO K860本体に付属しています。見た目はファブリック状ですがコーティングがされていて、かた絞りをした布巾で拭いたりできそうです。
内部は2層のクッション材が入っているらしく、手を乗せた感触も柔らかく心地良いです。
現在、同じロジクールのERGOシリーズのトラックボール『ERGO M575S』を使っていますが、こちらと合わせて使う事で、より便利・快適かつ、ERGO K860がテンキー付きの幅広いキーボードですが、マウスのように移動が無い分せまいスペースでも対応できます。
関連記事⇒【ロジクールERGO M575レビュー】使いづらいって本当?トラックボール体験談
まだ、慣れない感じがありますのでもうしばらく使ってみたいと思います。
ERGO K860スプリットキーボードの口コミ
TwitterやインターネットでERGO K860スプリットキーボードの口コミを調べてみました。
logicoolのK860、慣れるまで変だけど慣れたら手が楽だわ
— ふぃん (@lvuMuffin) October 5, 2021
logicool のk860購入してみました。これで腕の痛みが減るといいなー 打感はいいかも^^
— たまぁ@日本人のための読書 (@ta_ma_a_poyo) October 31, 2021
Logicool ERGO K860
— Tiger(タイガー) (@tigadge) December 9, 2021
このキーボードに慣れるのだろうか…
この変態チックなデザインは嫌いじゃない。 pic.twitter.com/44i995Q0z8
比較的多くの肯定的な口コミでした。僕と同じように左右の入力の矯正を考える方もいらっしゃるみたい。
昨日からキーボード入力を矯正したいと度々言ってるノラですw
— ノラ@教育系メディアディレクター・ブロガー (@kikinora8283) September 2, 2021
強制意的に左手右手を使い分ける必要があるキーボードを購入しました😂
てか、形がすごい😂
使いこなせるよう、今日は案件をこなしていきます🤩#LogicoolK860#左右非対称すぎる pic.twitter.com/hLPQgCFeT5
僕は数字はテンキーで入力するクセがあり、無いと入力がすごく遅くなっちゃいますのでキーボードの購入の基準はテンキー付きですが、テンキー無しを希望される方の口コミも…。
確かにマウスが遠くなっちゃいますね。
LogicoolのK860めちゃ欲しいけど、個人的にはマウスが遠くて嫌だなと思ってしまう…テンキーレスが出たら買うのでLogicool さんお願いします pic.twitter.com/0P7Kld5Q2h
— mykn (@mykn_ba) November 7, 2021
ストロークの浅さから、こんな意見の方もいらっしゃいました。
キーボード難民の備忘録
— NK02@withPS5 (@anija31) November 1, 2021
①Ergo Dash: 縦揃えのキー配置が違和感ありすぎて活用を断念。1万7千円(メルカリ経由)。
②Logicool ERGO K860: キー配置はともかくキーストロークが浅すぎてミスタイプを連発し発狂。1万7千円。
③BUFFALO BSKBB108: 結局平凡なのが一番良い。3000円。 pic.twitter.com/YyjckolQlG
ERGO K860スプリットキーボードを使うメリット/デメリット
- 体に優しい(疲れにくい気がする)
- ロジクール製品を使っている方はUnifying接続でまとめられる⇒僕の場合Bluetoothより通信が安定していた
- キーボードをパソコン3台と使う人は設定が楽。
- 正しいタイピングの矯正になる
- 慣れが必要
- パームレストが外れない
あと、自宅でERGO K860、会社で普通のキーボードやノートパソコンのキーボードを使う方も結構いらっしゃると思うのですが、その切替って言うか打ち間違いなど怒らないのかな?ってちょっと思いましたので僕も自宅でノートパソコンのキーボードを使って試してみたいと思いました。
ERGO K860スプリットキーボードがおすすめの人
実際に使って見て感じたロジクールERGO K860スプリットキーボードがおすすめの人は『キーボードでの作業量が多く疲れを感じる人』だと思いました。
僕はトラックボールM575Sとセットで使っていますが、トラックボールのUnifying USBレシーバーでキーボードを繋ぐとBluetoothで接続するよりレスポンスが良い感じがして作業がはかどる感じがします。
正しいキータッチを覚える為にも結構使えるんじゃないのかなとも思いました。
ERGO K860スプリットキーボードのまとめ
今回は『 ロジクール ERGO K860スプリットキーボード レビュー 見た目は不思議だけど慣れると体に楽なエルゴノミックキーボード 』について、書いてみました。
ロジクール ERGO K860スプリットキーボードは、少し高めの価格帯になりますが、タイピングの作業を快適かつ効率良く、体も楽になるキーボードです。