建築業界で働く僕にとって、建築3DCADを使う上でコンピューターの性能はとっても大事。
事務所・自宅に置きっぱなしだったり、外出先でも使ったりと使い方は人それぞれで、パソコンの選び方は難しく、事務所・自宅+時々外出先くらいの使い方を考えると、少し重くても処理能力の高いゲーミングノートPCやクリエーターノートPCの15インチサイズかな?と勝手に想像しています。
実際にゲーミングノートPCを何台かテストさせていただきましたが建築3DCADとの相性も良い感じで、Lenovo のLrgion 750i(15)はそんな環境にぴったりそうです。
15インチの丁度良いサイズで、テンキーもついていますので建築3DCADでの数値入力や申請書などの記入にもとっても便利です。
過去にLegionを何台かテストしてレビューさせていただきましたが、私の個人的な感想としてはどれも建築3DCADを使うのには合格のパソコンでした。
第11世代のインテルコアプロセッサにNVIDIA GeForce RTX 2080 Super with Max-Q Design搭載の建築3DCADだけでなくゲームも快適な性能した。
この記事は、メーカー様よりLegion 750i(15)(型番:81YT002DJP)をお借りして作成しました。
目次
Legion 750i(15)(型番:81YT002DJP)
今回お借りしたLegion 750i(15)(型番:81YT002DJP)は、Lenovoのメーカー直販サイトのモデルの15型のゲーミングノートPCです。
製品仕様
Lenovo Legion 750i(15)-ブラック 製品番号:81SX0076JP |
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プロセッサー | インテルCore i7-10750H プロセッサー(2.60GHz 12MB) |
初期導入OS | Windows 10 Home 64bit |
メモリー | 32.0GB DDR4-2933 DDR4 SODIMM 2933MHz (16.0GBx2) |
ストレージ | 1TB SSD |
ディスプレイ | LEDバックライト付 15.6型 FHD IPS液晶 (1920x1080ドット、240Hz、Dolby® Vision™ 対応、DisplayHDR™ 400 、約1,677万色) 、光沢なし |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce® RTX™ 2080 Super with Max-Q Design |
電源アダプター | 230W ACアダプター |
標準保証 | 1年間 引き取り修理 |
キーボード | 84キー(Fnキー+Windowsキーを含む)、JIS配列、RGBバックライト・キーボード、マルチタッチパッド、パワーボタン、テンキー |
内蔵カメラ | 720p HDカメラ |
指紋センサー | 指紋センサーなし |
イーサネット | 100BASE-TX/1000BASE-T |
バッテリー | 3セル リチウムイオンポリマーバッテリー |
ワイヤレス | Wi-Fi 6対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) |
Bluetooth | Bluetooth v5.0 |
ポインティングデバイス | タッチパッド |
外観
Legion 750i(15)の外観です。
雰囲気は、Legion Y740などと同じ感じで、端にLEGIONのロゴが入っています。本体カラーはスレートグレー。レノボの他シリーズのミネラルグレーに近い感じがします。
本体サイズは公称で、幅が約359.3mm奥行が259mmです。同じLegionのY540(15)と比べると同じように見えますが、ほんの少し小さいです。
画像の部分は一番厚いヒンジ部分で、約25mm。公式サイト掲載のサイズは、19.9mmです。このLegionシリーズは他のゲーミングPCもそうですが、く排気口が大きく口を開けています。
一目見ただけでで、Legionシリーズとわかるスタイルで、背面にインターフェイスがたくさんあり、排気口が後ろにもあります。
Legionシリーズ定番の形状です。左側面には左からUSB3.1 Type-C(Thunderbolt™3)×1、USB3.0 Type-C×1、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック×1があります。Legion Y540(15)はType-Aでしたが、Type-Cになっています。
右側面は、Type-AのUSB3.0と排気口です。
背面コネクタ部分をちょっと拡大して見てみます。
背面には、左からHMDI×1、Type-AのUSB3.0×1、イーサネット・コネクター(RJ-45)×1、Type-AのUSB3.1×1、電源コネクタ×1、セキュリティ キーホール×1があります。こちらもLegion Y540(15)からは変化があります。
本体重量は、1,790.6g。
電源アダプターの重量は、920.5g。本体に対して重い感じですがゲーミングPCにとって普通の重さになるんじゃないのかな?って思います。
ディスプレイを開くと、180°開きますが、ヒンジの位置にディスプレイの裏側に隙間ができるタイプです。
ディスプレイを開くと非光沢でベゼルが狭く、スッキリしたタイプですが、上部はカメラ内蔵です。
キーボードはテンキー付きの日本語配列です。
キーピッチは一般的な19mmの仕様です。
キーボード左手前に搭載の第10世代インテルCore-i7とNVIDIA GeForce RTXのステッカーが貼られています。この組み合わせは過去にもテストしましたが、建築用3DCADもサクサク動くので使う前からとても楽しみです。
キーボード右下部にはLenovoのロゴがあります。
タッチパッドはキーボード正面に配置されていて、ボタンが分離されていないタイプです。
実機テスト
普段仕事で使っている建築3DCADをメインに、各種ソフトを走らせてみました。
建築3DCADのテスト(ALTA SS)
僕の使っている建築3DCADのインストール時に行うことができる「動作環境確認」です。ビデオカード(グラフィックス)はCPU内蔵GPUのintel UHD Graphicsが表示されていますが、実際にはNVIDIA GeForce GTX1660Tiが搭載れてれいます。
図面入力
パソコン本体の動作に加えて、15.6インチのディスプレイは図面修正作業等でも快適に行えます。
パース作成
パース作成もサクサク&快適に動きます。
構造パース表示
設計を進めていくと、プランした図面が実際に建てるかどうかの確認が必要です。耐震金物を付けられない事が無いように確認が必要で、パースをグルグル回しましたがとても快適です。
Wallstat
今回もWallstatを回してみました。バージョン4.39で データは編集ファイルサンプル2を使用です。あくまでも参考値として見てください。
計算時間は、約8分54秒。インテルCore i7のHプロセッサは早いです。
モデルのシュミレーションはサクサクと動きます。
おまけのCINEBENCH_R15
いつも掲載しているCINEBENCH_R15やR20のスコアを表示していましたが、今回保存したつもりが保存されていませんでした。スミマセンでした。
ゲーミング性能を試してみました
ゲーミングパソコンですので、ゲームのベンチソフトを走らせてみます。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK
何パターンかテストしましたが、3480×2160の高品質で普通でした。ゲーミングのベンチテストの結果も良かったです。
FINAL FANTASY XIV SHADOWBRINGERS
FINAL FANTASY XIV SHADOWBRINGERSのBENCHをはしらせてみました。
1920×1080最高品質でも、非常に快適の判定です。
ドラゴンクエスト X ベンチマーク
FFベンチと比較するとドラクエベンチはとても軽いです。
動画編集のテスト
EaseUS Video Editor (試用版)
パソコンのデーター復旧やバックアップのソフトでお馴染みのEaseUSさんの動画編集ソフト EaseUS Video Editor。
2分8秒のmp4の動画ファイルをMOVで書き出してみましたが50秒29でした。動画編集の書き出しはコンピューター性能(このソフトは特にグラフィックス)に連動します。
まとめ(僕個人の感想)
今回は『【Legion 750i (15)レビュー】建築3DCADも快適なジャストサイズなゲーミングPC』の記事でした。
Legion 750i(15)(型番:81YT002DJP)は、第10世代インテルプロセッサのCore i7-10750HとNVIDIA GeForce RTX 2080 Super with Max-Q Design搭載の15インチのゲーミングノートPCです。
この機種も住宅設計に関連した建築3DCADを使う仕事にも十分適した性能をもっています。
今回は事務所のパソコン机の上を定位置としてテストしましたので、持ち運びの大変さを感じませんでしたが、出張時に使うパソコンバッグに入れてみると幅いっぱい。電源ケーブルを入れると、あまり書類が入らないくらいですので、このパソコンを持ち運ぶにはもう一回り大きなバッグが必要です。
でも、テレワークなど自宅で作業をされる方で、あまり移動が無い方でしたら、重い作業でも快適にこなせます。
今回お借りしたモデルは直販モデルは460、000円台の販売価格で、Eクーポン利用で260,000円台で購入できますが、、OSやストレージ、グラフィックスなどはご予算、使い方に合わせて選べグラフィックボードもNVIDIA GeForce RTX 2060 6GB GDDR6搭載の機種は、Eクーポン利用で170,000円台購入できます。OSやメモリなども選択できますので価格や使い方によってカスタマイズできるのがレノボの良いところです。
納期は製品によって違いますが、機種によって2-3営業日で出荷できる機種もありますが、それ以上かかるものや在庫切れ、残りわずかな機種もありますので公式サイトでご確認ください。
製品仕様・販売価格については変更となる可能性がございますので、ご購入時にメーカーサイトでご確認ください。
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