つい2年程前まで、ノートパソコンのモニターだけで作業していましたが、現在ノートPCのディスプレイ+外部ディスプレイでデュアルディスプレイで使っていますが、本当に便利。
実際にデュアルディスプレイで建築3DCADを使ってみた体験談を報告します。
妻が勤める会社でもCAD作図部隊のパソコンは全部デュアルディスプレイだそうですし、僕が建築3DCADでの作図だけでなく、動画編集、会社のホームページ作成、ブログなど、どんな時でもとっても便利で大活躍です。
目次
デュアルディスプレイ
パソコンの画面『ディスプレイ』を二重『デュアル』で使う方法で、ディスプレイをモニター、2台以上の場合デュアルをマルチとも言い換えられたりして、『デュアルディスプレイ』、『デュアルモニター』、2台以上になると『マルチディスプレイ』、『マルチモニター』など複数の呼び方があります。
僕の使用環境
現在ゲーミングノートPCの17インチディスプレイをメインに、左側にだいぶ古いのですが壊れないのでもったいなくて使っている20インチをサブにして利用しています。
スクリーンキャプチャーした画面で、右半分がメインディスプレイ(ノートPCの画面)、左半分がサブディスプレイです。
片側に平面図を表示しながら、もう一方に壁・床伏図を表示しています。
このような使い方をすると、一つのディスプレイでは17インチのディスプレイで半分づつだったので小さく表示されていましたが、20インチと17インチそれぞれに表示されるので、老眼の僕にも良く見えて作業しやすいです。
メリット・デメリット
- 図面や文字が大きく表示され、作業効率が上がる
- メインディスプレイで作業する時に、サブディスプレイに資料を表示できる。
- マルチタスクでの作業がとても快適
- ディスプレイが複数台必要
- ディスプレイを配置するスペースが必要
- デュアルディスプレイの便利さに慣れると、外出先などシングルディスプレイがすごく不便に感じる
デュアルディスプレイ設定方法
デスクトップPCでしたら、2台のディスプレイを接続、ノートパソコンで本体のモニターを使ってマルチディスプレイにする場合には1台のディスプレイを接続します。
今回はWindows10ですが、ほんのさわりの手順だけ紹介します。
画面右下の通知をクリックすると
通知のウインドウが開きますので、その中の『表示』をクリックしてください。
デュアルディスプレイとして一番効率化の良い使い方の『拡張』をクリック!細かい設定はありますが、これだけで完了。
2つの画面それぞれに、平面図と柱伏せ図を表示したりなどの使い方ができ、作業効率のアップは間違いないと思います!
動画編集
僕は会社のホームページやブログ、子供の行事などの映像ファイルを動画編集ソフトを使って編集したりしますが、プレビュー画面が小さいと見にくいので、細かい編集作業の時には1つのディスプレイにプレビュー画面、もう1つのディスプレイにタイムラインを表示して作業をしています。
老化と共に視力も落ちてきたので、どんな作業をするにしても大きく表示できるのはうれしい事です。
デュアルディスプレイがおすすめの人
- 建築3DCADを使う方
- 作図
- 書類作成(図面を見ながら確認申請書の作成などの時)
- 仕上表や品番表をネットで検索する時便利
- 動画編集ソフトをされる方
- マルチタスクでの作業をされる方
- ブログを書く方
- 1つのディスプレイで調べ物をしながら作業ができる
の方々におすすめしたいです。
デュアルディスプレイがおすすめじゃない人
- 外出先でパソコン作業をされる事が多い方でポータブルのマルチモニタが使えない環境の方
- デュアルディスプレイの便利さに慣れ過ぎて、シングルディスプレイで仕事ができない体になってしまう恐れがある
- デュアルディスプレイのもう一面にツイッターや他のサイトを開いてしまって、仕事ができなくなる恐れがある人
でしょうか。
まとめ
一番最初は、知り合いの建築事務所さんに遊びに行ったときに、デュアルディスプレイで使っているのを見たときに、片面に建築3DCADを表示しながらもう一面に断熱計算ソフトの入力をしていて感想を聞くと、とても便利で作業効率が上がったとの話でしたので、その時自分はノートパソコン単体で使っていましたが、事務所の棚にしまってあったディスプレイを出してきて接続して使い始めたらとても便利ではまってしまいました。
ノートパソコンの場合、液晶ディスプレイとのと高さが合わせらない場合はノートPCスタンドや、ノートPCが載せられるモニターアームがありますし、小さめのパソコンデスクの場合でもモニターアームを使う事でディスプレイを二台並べられることができます。
最近は、色々な接続ができるディスプレイも販売されていますので、使ってみるとホント便利で作業効率が上がりますので、是非おすすめしたいと思います。