DELLの【ALIENWARE M15 R3】と言う外見が他には無い真っ白なボディのゲーミングノートPCがあります。とてもカッコいいのですが、建築用3DCADなど仕事にも使えるかな?と思っていたそんな時に「デル アンバサダー限定!ALIENWARE体験モニター」の募集があり、応募したところ「当選」の連絡をいただき体験する機会ができました。
第10世代のインテルCore i7-10750HとGeForce RTX2080 SUPERを搭載し建築3DCAD(住宅設計用3次元CAD)も快適に動作する性能のノートPCです。
今回は【ALIENWARE m15R3レビュー】建築3DCADもゲームも快適なゲーミングPCについて書いていきます。
目次
New ALIENWARE m15 R3
今回お借りしたNew ALIENWARE m15 R3は、15インチのゲーミングノートPCです。
New ALIENWARE m15 R3のスペック
モデル名 | ALIENWARE m15R3 |
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プロセッサー | 第10世代 インテル® Core™ i7-10750H (6-コア, 12MB キャッシュ, 最大 5.1GHz まで可能 w/ Turbo Boost 2.0) |
オペレーティングシステム | Windows 10 Home (64ビット) 日本語 |
メモリ | 32GB(16GB×2)DDR4 2,666MHz(オンボード) |
ハードドライブ | 256GB PCIe M.2 SSD |
ビデオカード | NVIDIA® GeForce RTX 2080 SUPER™8GB GDDR6 |
ディスプレイ | 15.6インチ FHD (1920 x 1080) 144Hz 7ms 300-nits 72% NTSC 色域(ライト) |
本体サイズ | 高さ(前面):18.39 mm x 高さ(最高部):20.5 mm x 高さ(背面):19.7 mm x 幅:360.3 mm x 奥行き:276.32 mm |
重量 | 約2.5kg |
本体カラー | ルナライト(シルバーホワイト)(耐久性クリアコーティング) |
ネットワークアダプター | Killer™ Wi-Fi 6 AX1650 (2x2) 802.11ax ワイヤレス と Bluetooth 5.1 |
キーボード | Alienware mSeries 4ゾーン AlienFX RGB キーボード- 日本語 |
ポート | 1 x Power/DC-inポート 1 x RJ-45キラー™イーサネットE3100 10/100/1000 Mbps/2.5 Gbpsポート 2 x Type-A USB 3.1 Gen 1ポート 1 x Type-A USB 3.1 Gen 1ポート(PowerShareテクノロジー搭載) 1 x Thunderbolt™ 3ポート(USB Type-C™、USB 3.1 Gen 2 10 Gbps、40 Gbps Thunderbolt、およびDisplayPort 1.2をサポート) 1 x Alienware Graphics Amplifier接続用ポート 1 x HDCP 2.2出力ポートを備えたHDMI 2.0 b 1 x Mini-DisplayPort 1.4(認証済み)出力ポート 1 x オーディオ出力用1/8インチ ポート(インライン型マイク ヘッドセットと互換性あり) |
スロット | 1 x くさび形ロックスロット(ケーブルとロックは別売) 1 x microSD 5.1、UHS-II HD312カード リーダー |
カメラ | デュアルアレイ内蔵マイクロフォンを搭載したAlienware HD(1,280 x 720解像度)カメラ |
マルチメディア | 4ウェイ(ウーファー/ツイーター)ステレオ スピーカー設計 Discrete Smart Amp Wooferテクノロジーの導入 旧世代に比べ2.5倍の低音の向上を実現 旧世代に比べて2倍の高音の向上を実現 低音から高音までのすべての帯域のパフォーマンスにおいて、旧世代に比べ30 %の高域と低域の音量の向上を実現 |
プライマリーバッテリー | 4-セル バッテリー, 52 Whr (内蔵) |
ACアダプター | 240W |
シャーシ | Alienwareの「Legend」インダストリアル デザイン言語をベースに設計 Alienwareの先進のCryo-Tech冷却テクノロジーを採用した設計 効率性電圧レギュレーションを採用した設計 マグネシウム合金製の外装シェルと銅合金のサーマル コンポーネントを使用して構築 |
New ALIENWARE m15 R3の外観
真っ白な艶消しのボディー。パネルの中央にはエイリアンの顔があり、電源オンで青く光ります。カッコイイです。
本体サイズは、幅が約360.3mm奥行が276.32mmです。スケールが斜めったりズレたりしてますが、参考程度でご覧ください。
ゲーミングノートPCは比較的多くのメーカーさんも、ディスプレイのヒンジの後ろに伸びているので全体的に少し大きめのサイズが多く感じます。
画像の部分は一番厚いヒンジ部分で、約27mmくらい。製品仕様に記載されている背面の高さ19.7mmはヒンジより後ろの部分だと思います。メーカー公式サイトに薄さを強調されていますが、他のゲーミングPCと比較すると薄い部類に入ると思います。
背面から見ると、少しラウンドした感じで、他にはあまり無い形状をしています。排気口が大きくゲーミングノートPCって分かる人にはわかると思います。
左右の排気口に挟まれてインターフェイスポートが並んでいます。画面左からHMDI×1、Mini-Display Port 1.4出力×1、Thunderbolt™ 3ポート×1、Alienware Graphics Amplifier接続用ポート×1、Power/DC-inポート×1です。今まで、知りませんでしたがAlienware Graphics AmplifierはノートPC用の外付けグラフィックボードだそうです。今回のALIENWARE m15R3のようにNVIDIA GeForce RTX2080 SUPER搭載のゲーミングノートPCなので外付けのグラフィックボードが必要なのかな?って思っちゃいますがどのようなものなんでしょうか?
左サイドから見るとゲーミングPCとしては薄さを感じられると思います。左から順にNobleロック ポート、大きな排気口、RJ-45のイーサネットポート、Killer™ Networks E3000ギガビット イーサネットNIC、PowerShareテクノロジー対応USB 3.1 Gen 1 Type-A、オーディオ出力用3.5mm ポートがあります。
右側面は、左から MicroSD 5.1、UHD-II HD312カード リーダーとSuperSpeed USB 3.1 Gen 1 Type-Aが2つ。左右対称で大きな排気口がありますが、スッキリしています。
底面には、六角形の排気口が32個並んでいます。
僕のスマホのカメラでは、白い部分に焦点を合わせるとピンボケしてしまう確率が高く今回もピンボケしていました。
ALIENWARE m15R3の本体重量は、実測で1,930.9g。最近のノートPCとしては重いですが、15.6型のゲーミングノートとしては標準の範囲になるんじゃないでしょうか?
ACアダプターは970g。ゲーミングノートPCやクリエイターノートPCではもうビックリしません。240Wです。
重さだけじゃなく、とにかく大きいです。
本体はすっきり感じますが、デカイACアダプターと2,900.9gの重さ。僕でしたら、基本家の中か事務所内での移動、時々持ち運びくらいな感じになると思います。実際、事務所で使っている17インチのゲーミングノートPCは一回も持ち帰った事が無くて、少し古いですが第6世代Core i7搭載の13.3型のノートPCを持ち運んでいます。よく考えたら、第6世代ですのでそれほど重さに遜色ないと思います(汗)
ディスプレイを開くと、最大限でこの角度です。
ディスプレイのベゼルには保護シートが貼られていますが、お借りしたPCですのでご了承願います。上部にカメラが内蔵されています。テレワーク・リモートワークを考えるとカメラは必須になってますね。
日本語配列のキーボードでイルミネーションです。白いキーボードに青い光ってカッコいいです。上部に給気口が並びその中にエイリアンの電源スイッチがあります。
電源スイッチも青く光ります。
キーピッチは19mmです。キーのトップはフラットで、ここ最近レビューするノートパソコンはこのタイプが多いと思います。
電源を入れると…
ディスプレイ背面のエイリアンとヒンジ後ろの枠が青く光ります。青よりターコイズブルーと言った方が正解かもしれません。とってもきれいな色です。
NEW ALIENWARE m15R3の実機テスト
普段仕事で使っている建築3DCADや、個人的なブログを書くなどのいつも使っているノートパソコンと同じ使い方をしてみました。
建築用の3DCADを使用(ALTA SS)
以前も書きましたが、僕が使っている住宅設計3次元CAD(建築3DCAD)は、第6世代以降のCore-i5以上のプロセッサーとOPEN-GLが動くことが必須で、できればグラフィックボードが付いている方が推奨となっています。
建築用3DCADのインストール時の動作環境チェックプログラムでは、CPUのInter Core i7-10750Hは認識しましたが、搭載されているNVIDIA GeForce RTX2080 SUPERは認識されませんでしたが、Core i7内蔵のIntel UHD Graphicsが3DCADに対応していますで”OK”が出ています。
図面入力
こちらは、毎度おなじみになってしまいますが以前のパソコンのレビュー記事の時に使った住宅性能評価のサンプル図面のデータを使います。
DELLのノートPCをレビューするのは2回目ですが、今回のALIENWAREのキーはタッチ感に腰があっていい感じ。タッチパッドも変な動作をしませんし大きさも程よく、外出先でのちょっとした図面の修正作業も問題なく行えます。
第10世代のCore i7+NVIDIA GeForce RTX2080 SUPERはとっても快適に動きます。
パース作成
今回はキッチン周りの内観パースの生成をしてみました。
処理能力の高いPCは、作画時間も短くてとても快適に仕事ができます。
構造パースを表示
構造のチェックをします。
この動作も、ひっかかりも無く快適に作業ができます。
建築用3DCADは、平面図や立面図はそれほど重くないのですが、自動生成
おまけのWallstat
今回もWallstatを回してみました。バージョン4.37で データは編集ファイルサンプル2を使用です。あくまでも参考値として見てください。
アニメーション前の計算は、約10分30秒。この上記画面にタスクマネージャーが写っていますが、CPUの使用率に余裕があります。ほかのパソコンでもCPUの使用率は高くありませんが、その分計算時間がかかります。
シュミレーションの方も、ひっかり無く動きます。
おまけのCINEBENCH_R15(参考程度)
住宅設計用3次元CAD(建築3DCAD)の推奨動作環境はOpen-GLが動くことですので古いですが敢えてCINEBENCH_R15で検証です。
Crystal Disk Mark
ストレージのテストです。
ストレージはPCIe M.2 SSD搭載ですが、計測時の設定が間違ってしまったのか、他のパソコンでM.2 SSDの時の半分程度のあまり良い数字ではありませんでしたが、3DCADやゲームのベンチをテストしたときにはすごく快適に動きました。今後、測定時に間違いないように注意します。
ゲーミング性能を試してみました
ゲーミングパソコンですので、ゲームのベンチソフトを走らせてみます。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK
色々試してみました。解像度が標準品質で快適の判定です。
FINAL FANTASY XIV SHADOWBRINGERS
ドラゴンクエスト X ベンチマーク
FFベンチと比較するととても軽いので、最高品質で『すごく快適』判定です。
動画編集のテスト
EaseUS Video Editor (試用版)
パソコンのデーター復旧やバックアップのソフトでお馴染みのEaseUSさんの動画編集ソフト EaseUS Video Editor。
当然のように動きは快適です。
2分8秒のmp4の動画ファイルをMOVで書き出してみましたが約1分18秒で書き出し終了します。以前レビューしたグラフィックボードを搭載していないノートPCで59秒で書きだしできるものもあった事を考えると、このEaseUS Video Editorはグラフィックボードへの依存が小さいと思われます。
まとめ(僕個人の感想)
今回は、DELLのデルアンバサダー本記事は、『デル アンバサダー限定!ALIENWARE体験モニター』に当選しモニターとしてに参加し、ALIENWARE m15R3をお借りして作成しています。
DELL ALIENWARE m15R3は、第10世代のCore i7のCPUとグラフィックスをNVIDIA GeForce RTX2080SUPER搭載したとても高性能なゲーミングノートPCです。
建築用3DCADも快適にこなせます。
どのゲーミングノートPCでも本体は比較的重いうえに、電源アダプターが大きく&重くて毎日の通勤時(僕の場合車通勤ですが)に持ち歩く気にはちょっとなれませんが、それは性能と比例すると思っていますので、仕方ないところだと思っています。
購入をおすすめする方(僕個人的な意見)
あくまでも僕個人的な意見です。
僕のように個人企業または個人経営の工務店または、設計事務所で建築3DCAD(住宅設計用3次元CAD)を使い、たまには動画編集や画像編集をされる方には本当にオススメ。
使い勝手としては、自宅や事務所で置きっぱなしまたは、事務所内・自宅内での移動ならいいのかな?と思います。
今回お借りした商品はグラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 2080SUPER搭載、メモリ32GBでハイスペックな使用になり、だいぶ高価な仕様になりますが、グラフィックボードをNVIDIA GeForce RTX2060搭載のALIENWARE m15R3スタンダードでしたら、クーポン適用で160,000円代から…GeForce GTX1660Ti搭載でしたら、155,000円代からの購入もでき、経費として購入するのにも妥当すぎる価格だと思います。
特に、人と一緒に物を持ちたくない、派手なパソコンが好きな方には特におすすめになると思います。
購入あたって
納期は製品によって違いますが3~4営業日で海外から出荷+数日のような感じですが、注文時に公式サイトでご確認ください。
製品仕様・販売価格については変更となる可能性がございますので、ご購入時にメーカーサイトでご確認ください。
このDELL NEW ALIENWARE m15R3の商品詳細と購入はこちらまで⇒ALIENWARE m15R3