住宅設計3次元CAD(建築3DCAD)を使っているNORI(@norino_mono)です。
仕事の内容はほぼ同じですが会社を変わり、リモートで働くようになり今まで使っているパソコン(Lenovo Legion Y740(17))では、持ち運びにくいのでモバイルで使えるノートPCが欲しくなり、久々にパソコンを購入しました。
関連記事⇒【Lenovo Legion Y740(17)レビュー】おじさんのはじめてのゲーミングPC体験!建築CADでもばっちり使えるおすすめパソコンです!
今回購入したのはマウスコンピューターのクリエイター向けノートPCのDAIV Z4-I7G50SR-B。
購入してから、毎日持ち歩いてますが軽いし、動きも快適で、満足しています。
目次
DAIV Z4-I7G50DR-Bのスペック
今回レビューの製品のスペックです。
製品名 | DAIV Z4-I7G50SR-B |
---|---|
OS | Windows11 Pro 64ビット ※ |
CPU | インテル(R) Core(TM) i7-13700H プロセッサー |
グラフィックス | GeForce RTX™ 3050 Laptop GPU |
メモリ | 32GBメモリ ※ |
M.2 SSD | 1TB NVMe SSD ※ |
パネル | 14型 液晶パネル (ノングレア / sRGB比100% / 90Hz対応 / Dolby Vision対応) |
無線 | Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n準拠 + Bluetooth 5内蔵 |
保証期間 | [3年保証/PC本体] ピックアップ修理保証+安心パックサービス(専用ダイヤル/即日修理) |
外観
DAIV Z4-I7G50SR-Bの外観です。
シルバーの中にDAIVのロゴがあります。サイズは(幅)308.8×(奥行き)213×(高さ)16.8mmでA4サイズよりほんの少し大きい位のコンパクトさです。
前麺、背面にはインターフェースはありません。
前面の窪みは、開く時に指を掛けられるのですごく便利です。
左側面です。左から順に『セキュリティスロット』『USB3.1端子(Type-C)』『USB3.0端子(Type-A)』『カードリーダー(UHS-I対応)』『ヘッドセット端子』があります。
右側面です。左側から「Thunderblot4端子』『USB3.0端子(Type-A)』『HDMI端子』『電源端子』です。
底面は横に伸びた大きめの排気口がありますが、Core-i7とRTX3050の排熱の為に大きくなっているのかな?と思います。
本体重量は実測で1,325.9gです。モバイルノートPCとしては少し重い部類なのかもしれませんが、十分持ち運びできる重さです(僕は車移動です)
電源アダプターの実測は477.5gです。高性能ノートPCの電源アダプターは重めです。
ディスプレイを広げるとこんな感じです。
ディスプレイを一番広げた角度はこれくらいです。
ディスプレイは光沢無しです。この辺りもこのパソコンを選んだ一つでもあります。
解像度は、2,880×1,800のWQXGA+で、とてもきれいです。
上部にはWindows Hello対応のWEBカメラがついています。
キーボードはJIS配列の日本語キーボードです。
キーピッチは約19mmでストロークも約1.2mmです。
タッチパッドも広くて使いやすく、タップでタッチパッドのON/OFFができるのが便利。
以前のDAIVのキーボードよりタッチ感が向上した印象を受けました。
DAIV Z4-I7G50SR-Bをレビュー
建築3DCADの動作テスト
新しい建築3DCADへの購入の承認が下りなくて、いまだにALTA-SSを使っていますので、インストール時の動作環境確認はさすがにNGの表示が多いですが、第13世代Core i7とRAM32GB、GeForce RTX™ 3050は、快適に動作します。
図面入力
14インチと少しモニタが小さめですので、0からの入力は事務所のパソコンで入力していますが、出先でのプラン修正やふと閃いたプランを入力したりととても便利です。
HDMI端子やUSB端子から外部ディスプレイに接続できるので、問題なく作業可能です。
パース作成
内観・外観それぞれのパースもサクサクッと出来上がります。
住宅設計用3DCADでは、一番パソコンの性能を問われる動作です。
おまけのCINEBENCH_R15
住宅設計用3次元CAD(建築3DCAD)の推奨動作環境は”Open-GLが動くことがありますのでCINEBENCH_R15で検証です。
CPUが1908cb、OpelGLが195.56fpsです。
おまけのCINEBENCH_R20
CINEBENCH_R20のCPUは、4,706ptsです。
おまけのCINEBENCH_R23
CPU(Multi core)は11,621pts、CPU(Single core)は1,885ptsでした。
Crystal Disk MarkCrystal Disk Mark
ストレージのテストです。
このパソコンを注文時に、標準500GBのSSDをWD_BLACK SN850Xの1TBに変更しています。
ゲーミング性能テスト
ゲーミングPCではありませんが、グラフィックボード搭載ですのでゲームのベンチソフトを走らせてみます。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK
高品質、2560×1440 フルスクリーンで『普通』判定です。
高品質、1,920×1,080、フルスクリーンでは、『やや快適』判定がでました。
画像はサクサクと動いている印象です。
FINAL FANTASY XIV SHADOWBRINGERS
FINAL FANTASY XIV SHADOWBRINGERSのBENCHを試してみます。
1,980×1,080 最高品質で『非常に快適』の評価です。
ドラゴンクエストX ベンチマーク
解像度1920×1080の最高品質で『すごく快適』の判定がでました。
動画編集ソフト
いつものEaseUS Video Editor(試用版)でテストしてみました。
短いですが2分8秒の動画をMOVファイルで書き出してみます。
約31秒で終了しました。
軽さと小ささが持ち運びに便利
DAIV Z4-I7G50SR-Bの上にA4コピー用紙(210mm×297mm)をおいてみました。
A4サイズのファイルやバインダーほどの大きさですので、リュックにすっぽり入ります。
A4サイズのクッションケースにもスッポリ入ります。
電源アダプターも小さいため、一緒に持ち運ぶことも苦になりません。
DAIV Z4-I7G50SR-Bがオススメの人
DAIV Z4-I7G50SR-Bは『持ち運びしやすい高性能パソコンが欲しい人』にオススメです。
建築3DCADだけでなく、画像編集や動画編集など出先で使えるメリットがあります。
購入に悩んだ他のパソコン
一番最初に目についたDAIV Z4-I7G50SR-Bを検討している中で、同じ14インチのDAIVシリーズでGeForce RTX™ 4060 Laptop GPUを搭載したDAIV S4-I7G60CB-Bも悩みました。
ただ400g程度重いくらいでしたが、毎日運ぶ事を考えるとその重さが気になった事と、建築3DCADの要求環境がそれほど高くなかった事(RTX3050で十分なスペック)で、DAIV Z4-I7G50SR-Bに決定しました。
DAIV Z4-I7G50SR-Bレビューのまとめ
マウスコンピューターのDAIV Z4-I7G50SR-Bについてレビューしてみました。
DAIVZ4-I7G50SR-Bは、高性能なモバイルできるパソコンで実務でガンガン使える1台です。