【データ消去ソフト】を使って中古買取、下取りも安心

パソコンを使っている時のウィルスや個人情報流出などのセキュリティは大事でほとんどの方が対策されていると思いますが、パソコンを手放す時（下取、中古買取、譲渡、回収など）のデータ消去などのセキュリティも非常に重要です。

数年前には、リース終了後のHDDからのデータ流出のニュースが世間を騒がせたこともありました。

パソコンを手放すんだけど、データはどうしたらいいの？と思われている方も多いと思いますし、僕も毎回同じ事の繰り返しなのにいつも調べたりしています。

完全にデータを消去する方法として、下取りや中古買取を考えていると、物理的に壊す（たたき壊す、ドリルで穴を開けるなど）事はできませんし、強い磁気を当ててHDD内部を壊す方法もあるそうですが自分ではできないので、今回は考えません。

Windowsのツールを使って消去する方法もありますが、安心できるレベルまで消去する為には手間や時間がかかりますが、データ消去ソフトを使えば手軽にかつ、データが復元できないように消去できます。

今回は、データ消去ソフトの選び方と、ダウンロードで購入できるソフトを紹介します。

データ消去の重要性

通常の作業中にデスクトップ上の「ごみ箱」に不要なファイルを捨て、その後に「ごみ箱を空にする」の作業をされていると思いますが、ごみ箱の中は空になったように見えますが、完全には消去されておらず、復元されてしまう事でき、個人情報の流出してしまう危険があります。

HDDのデータも同じで、通常の消去作業だけでなく、パソコンのフォーマットやリカバリーで消去されたデータも「データ復元ソフト」などを使う事で復旧出来てしまいますので、注意が必要です。

データの消去方法

Windowsツール

Windows2000以降のWindows OSには、コマンドプロンプト上で使用するツールがあります。

削除したデータに上書きをして、復旧できないようにする方法で、使える条件として

• ディスク内部の空き容量に対してしか使えない（事前にデータの消去必要）
• NTFSパーティションのみ対応

と言う条件があります。

このコマンドプロンプトでの上書き作業は、長時間かかる事で他のサイトを参考にさせていただくと500GBで約50時間程かかったとの情報もありますし、現在は1TB,２TBの大容量ストレージもありますので、果てしなく時間がかかってしまいます。

また、上書きされてますが、完全に消去されたのか確認する事ができない心配もあります。

詳しく書かれたサイトがありましたので紹介します。

データ消去ソフト

データ消去ソフトを使う事で簡単に安心してデータの消去ができます。

ディスク消去ユーティリティ

動作OS、Windows10/8/7対応のソフトで、2020年1月にサポート停止になったパソコンをお持ちの方にお勧めできます。

インストール不要で、USB-HDD、USBメモリ、SDカード等の消去を行え、米国家安全保障局（NSA)推奨方式で、３回の書き込みを行う消去方式にも対応しています。

パソコンソフト販売サイトのベクターでの口コミです。

簡単＆便利なソフトです。

操作が簡単で、初心者にもとても使いやすいソフトです。

とても便利

とてもシンプルで使いやすいのですが、システムとの兼ね合いか
残り時間表示が当初より増えていったりするのが不便です。

とても使いやすいです

外付けＨＤＤに使いました。
完全消去作業には時間がかかるので不安になるのですが、このソフトは消去中の時間経過＆残時間が表示されるので安心して作業が出来ました。無事終了。

初心者の方でも使えて簡単+安心のソフトの評価です。

フリーソフトで基本的に無料ですが、寄付を募られてるそうです。

ターミネータ10plus データ完全抹消 BIOS/UEFI版（有料）

上記のソフトより古いWindows XP以降から対応しているソフトになります。

その他の特長は、Windowsが立ち上がらなくてもCDやUSBメモリなどのブートで使えます。

完全ハードディスク抹消１７（有料）

WindowsXP以降のOSに対応したソフトです。

インストール後起動をして、「簡単抹消」ボタンをクリックで抹消スタート。

抹消速度も業界最高水準で、ハードディスク容量が大きくても安心して消去する事ができます。

抹消速度の速いゼロライト方式から、強力なグートマン方式まで６つのグレードが選べ、企業や官公庁で標準採

CDブートも可能です。

USBメモリなどのフラッシュメモリ向け抹消「NIST800-88」方式にも対応していますので、外部メディアの抹消にも使えます。

ダウンロード版はこちら！

ダウンロード版・パッケージ版はこちらからどうぞ！

まとめ

今回は、パソコンを下取り、中古買取、譲渡、回収など手放す時に最も重要なデータ消去とそのソフトについて書いてみました。

実は事務所にWindows ７やXPのパソコンが数台眠っていますので、処分をしなきゃいけないと思っているタイミングでしたので、現在は年度末で提出書類作成などで忙しいので、新年度に入ったら実際に試して、レビューしてみたいと思います。僕の場合は、もう動かないので、回収になります。

今までも様々な個人情報がありましたが、これからマイナンバーなども増えたりしますので、個人情報流出や情報漏洩に気を付けないといけない世の中になってきますので、僕も注意していきたいと思います。