建築3DCADを使う時に、中古で購入したパソコンは使えるか?と考えた事がある方もいらっしゃると思います。通常の事務作業や自宅で使う場合でしたら、中古パソコンも活躍できますが建築3DCADを使うとなると高性能の方が良いですし、選び方も変わってきます。
住宅設計3次元CAD(建築3DCAD)を使って20年のNORI(@norino_mono)が建築3DCADが動く中古パソコンを購入できるショップを紹介します。
目次
建築3DCADが動く中古パソコンショップ
中古PC販売店OraOrA!Returns
このショップの特長は、ゲーミングパソコンやワークステーションなど高性能な商品の品揃えが多数で取扱量も多いです。
また、専門スタッフの徹底した品質管理で細かな商品ランク分けをし、安心の90日保証もついています。
中古パソコンショップ Be-Stock
1997年からWEB通販を行っており、長年の経験と技術と知識、豊富な品添えの中古パソコンショップです。
6カ月の長期保証で安心のショップです。
激安中古パソコンショップ JUNKWORLD
30日間無償保証の中古パソコンショップです。年間30,000台の販売実績は業界トップクラス。
ゲーミングパソコンからワークステーションの建築3DCADが快適に動くパソコンの品ぞろえも多いです。
中古パソコンのデジタルドラゴン
中古パソコンや周辺機器の販売サイトです。
保証も充実したショップです。
建築3DCADが動く中古パソコンの選び方
最近は製品の移り変わりも早く、年式の新しい中古パソコンが市場に出ていますが建築3DCADが使えるパソコンが、どのあたり(年式や性能など)かを再確認してみます。
建築3DCADが動く動作環境
高層ビルなどを設計するCADと比べると、想像以上にパソコンの性能を求めていません。
ARCHITREND ZERO | A's(エース)Ver.3 | B-MOS | ALTA | ||
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OS | Windows 10 October 2020 Update バージョン20H2 Windows 8.1 | Windows 10 / Windows8.1 64bit / 32bit | Microsoft Windows10 (B-MOS Ver14.0R1より対応) ・Microsoft Windows8.1 /Pro (B-MOS Ver13より対応) | Windows 10 May 2019 Update(OS ビルド 10.0.18362) 64ビット版 |
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64bit | 64bit | ||||
CPU | 必要 | Core i5以上 | Core i3 以上 | Core i3 同等以上 | Core i5以上(※CPUは、intel社製のみ) |
推奨 | Core i7(intel製に限る) | Core i7-6700以上 | Core i5 同等以上 | Core i7以上 第8世代以降(※CPUは、intel社製のみ) | |
グラフィックス | 必要 | OpenGL、DirectXをサポートしたグラフィックボード | OpenGL Ver4.0以上対応及び | DirectX9もしくはOpenGLに対応したビデオカード | ビデオメモリ1GB以上 OpenGL3.3 |
推奨 | 専用のグラフィックアクセラレータ(NVIDIA製GeForce GTX950以上) | NVIDIA社製グラフィックチップ搭載カード | 推奨:OpenGL 4.4以上) インテル:HDグラフィックス内蔵インテルR Core i7(第7世代以降) |
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メモリ | 必要 | 64bit版OS:8.0GB以上 32bit版OS:推奨4.0GB | 4.0GB以上 | 4GB以上 | 8GB以上 |
推奨 | 64bit版OS:16.0GB以上 32bit版OS:推奨4.0GB | 8.0GB以上 | 8GB以上 | 32GB以上 | |
ハードディスク | 必要 | 7.0GB以上【FAT32・NTFSファイルシステム】 ※データの大きさや必要構成により異なります。 | 40GB 以上 | 20GB以上の空き容量 | 10GB以上の空き容量(システムのみ) ※データにより増加 |
推奨 | 100GB 以上(SSD) | ||||
ディスプレイ (モニター) | 必要 | 1280×1024以上 | SXGA(1280×1024 ピクセル)または WXGA(1366×768 ピクセル)以上 | 1280×1080以上 | 1920×1080(フルHD) |
推奨 | 1920×1080 | フルHD(1920×1080 ピクセル) | 1920×1080以上 |
メインマシンとしてガンガン使う事を考えなければ、必要スペックをクリアと考えれば
- CPUはインテルCore i5以上程度
- グラフィックス非搭載(ただし、OpenGLやDirect Xが動作する環境)
- メモリも4~8GB程度
で動く事を考えると、中古パソコンでも対応できる事があります。
中古パソコン購入の注意点
建築3DCADが動作する性能
言わずもがなですが、モデルが多少古くても、汚れていても一番大事な事は、使っている建築3DCADが動作する性能を持っている事。
僕の使っているALTA-SSを例に挙げますと上記、動作環境の表から
- OS :Windows10
- CPU:Core i5以上
- グラフィックス:ビデモメモリ1GB以上
- メモリ:8GB以上
- ストレージ:10GB以上の空き
があれば一応動作する環境になります。この性能は一般的なパソコンの性能になりますので、中古パソコンを探すのにも難しい条件では無いと思います。
保証
新品で購入する時には1年保証がついていて、長期の延長保証を追加する事ができます。
中古パソコンの場合、使ってある年数や使われ方などによりますが、見た目や年式だけではわからない場合がありますので、保証がついている事に越したことはありません。
まとめ
今回は、建築3DCADが動く中古パソコンの購入について書いてみました。
少し前と違って、グラフィックス搭載のゲーミングPCやワークステーションなどの高性能パソコンや高年式のモデルまで、建築3DCADにおすすめできる中古パソコンを取り扱っているショップがたくさんあります。
保証は購入するモデルによって違ったりしますので、よく確認の上購入されれば、より快適な設計作業ができると思います。