建築3DCAD使用時のパソコンのサブ機のススメ!

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建築3DCADで図面を描いて、20余年。まだまだ若輩者のNORI(@norino_mono)です。建築士の定期講習が面倒くさいです。

図面を描いていたら急にパソコンが動かなくなっちゃった!パソコンの電源を入れようとしたら立ち上がらない!など、パソコンの故障が原因で建築3DCADが使えなくなって、作図ができなくて困った経験をお持ちの方も少なくないと思います。

僕も翌日に図面と書類をプリントアウトして製本しようと思い、その日は仕事を終え、次の日に電源を入れたら…と言う事がありました。ほぼ一日掛かりでなんとかし、夜中までプリントアウトと製本(A2をA4サイズに折って、パンチで穴をあけてまとめる)をやったことがありました。

着工が控えてる現場で余裕をもった日程でしたが、工期ギリギリの現場ですともう大変!上棟の予定をずらさなきゃいけない恐れもあったりします。

建築3DCADを使うパソコンにサブ機は必要なのか?について考えてみたいと思います。

建築3DCAD使用時にサブ機は必要

パソコンの調子が悪かったり、故障などで、作業ができなかった経験をされた方も少なくないと思います。

サブ機(マシン)や複数台はおすすめ

パソコンのソフトか、ハードかどちらが原因なのかによって変わると思いますが、故障の内容や、どこに修理を依頼するのか、依頼先の混み具合、データを復旧させるのか、保証に入っていた場合でも引き取り修理なのか訪問修理なのか、などなど条件によって違うと思いますが、工場に到着後平均すると3~5日らしいです。

でも、翌日までに図面を出力して製本して提出…なんて時には間に合いません。

20年前と比べ、クラウドでのデータの保存も当たり前になり、文書データやCADデータもクラウドに保存し、複数台のパソコンを使いながらUSBメモリーなどでのデータのやり取りをせずに作業ができるようなりました。

普段作業しているパソコンが故障してもクラウド上にバックアップがあれば修理を待たずに別のパソコンさえあればデータをダウンロードして作業ができます。そう考えると、サブ機や複数台持ちは便利ですので、仕事として作業される事であれば是非サブ機や複数台持ちをおすすめします。

サブ機の選び方

サブ機は、最低でも建築3DCADが動作する環境のパソコンであることが必要だと思います。

前のメイン機をサブ機に…

パソコンを購入される際、前に使っていたパソコンの状態にもよります。

  • パソコンが故障して使えなくなってからの購入
  • 建築3DCADのバージョンアップ等により快適に動作しなくなって、購入
  • 現在のパソコンが動くけれど、新規の追加購入

など様々な購入動機もありますでしょうし、

  • デスクトップを持っていてデスクトップPCの購入
  • デスクトップを持っていてノートPCの購入
  • ノートPCを持っていてノートPCの購入
  • ノートPCを持っていてデスクトップPCの購入

などあります。ノートPCでも17インチの様なあまり持ち運びに適さないタイプもありますし、13~14インチのモバイル性に優れてはいるものの、単体(外部ディスプレイを接続しない状態)での建築3DCADの作業が少しやりにくい物などあります。

建築3DCADを快適に作業する性能は無くとも、動作環境内程度の性能さえあれば、いざとなった時に使うことができます。

新規購入

現在メイン機のみしか持っていない場合、新規でサブ機として使うマシンが欲しいです。

現在のメイン機が建築3DCADの作業をするのに十分な性能がある場合は、動作環境程度のマシンで大丈夫ですし、作業時にあまり性能に余裕がない場合はメイン機として十分性能のあるマシンを手に入れて、現在メイン機として使っていた物をサブ機に回す考え方もあります。

サブ機としてでしたら、動作環境内で十分ですし、CADメーカーの指定するIntel製プロセッサー以外のプロセッサーを選択する事も、建築3DCADの作業が少ししにくい13インチのモバイルPCなどを選ぶことも可能です。

まとめ

建築3DCADを使う方は基本、仕事用ですので故障したり不調になったりした場合の事を考えるとパソコンのサブ機や複数台持ちする事は必要と考えます。

そのサブ機の機種や持ち方は、今まで使っていたパソコンなどによって違ってきますし、現場写真の編集や動画編集などその他の使い方をされたりするとまた別な選び方になると思います。

僕は現在メイン機、サブ機ともノートPCで、メインはLenovo Legion Y740(17)、サブ機はだいぶ古いですが、TOSHIBA Dynabook R734です。メインは事務所に置きっぱなし、サブ機をリュックに入れて車通勤しています。

古いパソコンですが、辛うじて建築3DCADが動きますので、先日の故障時にはホント助かりました。

ひとつ言い忘れましたが、メイン機、サブ機の建築3DCADの設定やバージョンを合わせたり、建材データーやマスターを同期する事を忘れると、これまた大変な事になりますので、ご注意ください

サブ機を持つ事(複数台持ち)はパソコンの長期保証や、クラウドやNASにバックアップを取ったりする事も車の保険のように、『もし何かあった時に…』為にしておいた方が絶対に良いと思います。

nori

nori

日頃は住宅建築業界で働いている副業ブロガーです。

仕事で使う建築3DCADが動くパソコンをはじめ、作業環境など快適な環境になる情報を伝えて発信しています。

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